今年は、8月も文庫を開けました。
例年は、8月は夏休みで文庫はお休みしていましたが、
今年は特別なので、第1・2水曜日と、最終金曜日『金曜やかまし』を
貸出返却のみで、開けることにしました。
開けてみると、来てくれる人がいて、やっぱり「開けてよかった」
と思いました。
とにかく「何かをやってみる」ということが大事なのかなと思います。
先日は、Sちゃんのママが14ひきシリーズの新発見を教えてくれました。
「14ひきシリーズは、表紙カバーと表紙の絵がちょっと違うんですね!」
というので、よく見ると、ホント!ちょっと違いました!
パラパラめくってみると、動画のように動いて見えます。
こんな工夫がしてあったなんて、知らなかった!ビックリ!
「 14ひきシリーズ」童心社 いわむらかずお
『みんなで楽しむ おはなしのつどい』
文庫では「お話の時間」のための準備として、毎月「お話の勉強会」
を開いています。スタッフが勉強して、できるだけ良い状態で、
子ども達にお話を届けられるように努力しています。
毎月の例会のほかに、数年前から全国のお話仲間が集まって、
『おはなしのつどい』を開くようになりました。
その都度、少しずつ形態は変わっているのですが、
今年は、思いもかけない事態となり、普通にできるはずのことが、
全く出来なくなりました。
『おはなしのつどい』も、見送ろうかと思いましたが、
「やらなかった」よりも「やった」という形にすることで、
少しは次へつながるのではないかと考えて、ともかく、
集まれる人だけで、できることをやろうということになりました。
今年のプログラムは、
『魔法使いのチョコレートケーキ』から
『幽霊をさがす』『ミドリノハリ』
『モンゴルの昔話』こぐま社から
『石になった狩人』ほかの予定です。
※「おはなしのつどい」は、大人の人のための「お話を楽しむ会」で、
本来どなたでも参加できます。会場が狭いので、広く広報はしませんが、
口コミで各地からお話仲間が集まって下さって、お互いのお話を聞く、
楽しい時間となっています。コロナが収まり、みんなで集まれる日が
早く来ることを願っています。
🎵わらべうたであそぼう🎵
7月から、「わらべうたの会」を再開しています。
少人数なので、二間続きの和室を使って、窓を開け放してやれば、
なんとかできるかなと思って、やってみました。
休止している間、FacebookやLINEのタイムラインで動画を送っていたので、
ママ達も覚えてくれて、歌ってくれる声がしっかり聞こえてきたので、
良かったかなと思っています。
一つでも、好きな歌があって、口をついて歌うことができれば、
子ども達と共有するものが増え、更に、ずっとあとになって、
子ども達がママやパパになって、ママ達がおばあちゃんになっても、
今度は、孫たちと遊べるかもしれません。
そんなふうになったら、ステキだなぁと思いながら、ママ達と、
赤ちゃん達と、「わらべうた」を楽しんでいます。
「やかましに行くのは、私の癒しの時間」と言ってくれる
ママの言葉は、私の宝物です。
3・11の時も、文庫を開けていたら、「癒されに来ました」
と言って、いつもより早々と集まってきた親子がたくさんいました。
文庫が、地域のママ達の癒しの場所でいられたら、
それは幸せなことだと思います。
「わらべうたと子どもの育ち」木村はるみ著 エイデル研究所より
『いちにさん』
いち に さん
しの にの ご
さん いち しの にの
しの にの ご
『おとげしゃくしゃく』
おとげしゃくしゃく せきっこぽんと はねて
はなみにいったれば けんがれむしおっかね
のやまをこえて きくらげおしぇだ
『ふくすけさん』
(本当は、足の指でやりますが、手の指でもできます)
ふく すけ さん
えん どう ま めが
こ げる よ
は やく いっ て
かん まし な