9月になっても…
引き続き、換気や衛生に気を付けて、密をさけつつ
できることをやっていくしかないようです。
タイミングをみながら、「わらべうた」を歌ったり、
絵本を読んだり、お話をしたり、できたらいいなと思っています。
🎵わらべうたであそぼう🎵
思わず買ってしまいました。
早速、今日の文庫で遊んでみました。
『わらべうたと子どもの育ち』木村はるみ著 エイデル研究所
風船つき(紙風船を手にひらで軽く打ち上げながら歌う歌)
【ひとめふため】
ひとめ ふため みやこし よめご いつやの むかし
ななやの やくし ここのつ とう
小学生も、年長さんも、年少さんも、
楽しそうに紙風船で遊んでいました。
紙風船を扱うのは意外と難しいようで、
【対象:7・8歳~】と書いてあるのが頷けます。
でも、出来ても出来なくても、ずっと歌ってあげると、
楽しそうに「やってるつもり」で遊べました。
紙風船に口をつけずに、息を吹き込むのも上手にできましたよ。
『わらべうた』の勉強会
私は『ゆずりは研究所』というところで、「わらべうた」
を勉強しました。講師は『わらべうたと子どもの育ち』の著者
木村はるみ先生です。『ゆずりは研究所』としての活動は、
作年の3月をもって終了しましたが、木村先生個人の講師活動等は、
認定されたメンバーで、勉強会を開き、今後の活動を模索していく
ことになりました。私も、そこに参加しています。
メンバーの中から「わらべうたの良さを、どう伝えたらよいか?」
について、皆さんの意見を伺いたいという希望が出されました。
私は保育士でもないし、保育をする人に「わらべうたを指導する」
という立場でもないので、「わらべうたの良さを、言葉にして
伝えなければならない」ということはありません。
私がやっているのは、月に一回集まっている親子グループと一緒に、
ほんのひととき、いくつかの「わらべうた」で遊んで、
「こんな歌があるんだ」「こんなふうに遊べるんだ」ということを
知ってもらって、おうちで遊んでくれたらいいな…
子ども達が、自然に歌を覚えて、自分で遊んだり、
遊びをせがんだりしてくれたら、嬉しいな…ということだけです。
私も、自分の孫をはじめとして、「わらべうた」に来る、
「近所の孫たち」と遊んでみて、初めて実感することばかり!
「子どもは、こんなふうに喜ぶんだ」とか
「こんな単純なことでいいんだ」とか
日常の会話とは違う、「わらべうた」の不思議な響きや、
意味の分からない言葉、単純だけど心地よいメロディー、
自然に感じ取れる拍やリズム
いつでも口をついて歌える歌がたくさんあれば、
いつでも何気なく歌ってあげられて、遊んであげられますよね。
「わらべうた」は、道具がなくてもできるし、子どもを膝に乗せて、
手元だけで遊べるので、病院で順番を待っているときとか、
電車やバスに乗っている時など、あやすのに、
すごく便利でありがたい…と言ってくれたママがいました。
子どもが、お気に入りの「わらべうた」を覚えて、
「やって」とねだってきたりすると、ママ達も嬉しいし、
楽しさを実感できるのかもしれません。
そういう「実感」を積み重ねていき、お友達とも共有できたら、
理屈はともかく、「わらべうた」と出会えて良かったと、
思えるのではないかと思います。
ママ達に言えることは…、「今」はもちろんですが、
遠い将来、おばあちゃんになったとき、孫と遊べたら、
楽しいですよ!
ささやかな活動の中にも、「指導者」の皆さんから学んだことを、
さりげなくお伝えできるような、充実した時間になるように、
勉強していきたいと思います。