読み聞かせ、ことばの力を育てる決定打
東京子ども図書館の季刊誌冬号に松岡先生の評論、
『ことばの力』が載っています。その中に…
「受け取る側のことばの力があってこそ、
作品は価値をもつといえます」
「すぐれた本から何かを得るのは、ひしゃくで水を汲むようなもの、
自分というひしゃくの大きさで汲み取ることのできる水の量はきまる」
「実のあることばで話す」「ゆっくり話す」「肉声を取りもどす」
など、強く興味を惹かれることが書いてありました。
そして「読み聞かせ、ことばの力を育てる決定打」とも!!
じっくり読んで、心に刻まなければと思いました。
文庫や「わらべうたの会」に来ているママ達を見ていると、
子ども達の言うことをよく聞いて、ゆっくり丁寧に話しかけ、
わらべうたを歌ったり、絵本を読んだり、
子どもと向かい合って、目を見て、肉声で語りかけることを、
日々実践していることがわかります。
文庫が、そのお手伝いができているとしたら、
こんなに嬉しいことはありません。
2月の日程とプログラム
『よつばのクローバーの会』2月12日(金)
『五本のゆびさんの会』2月8日(月)
毎年、この時期生協で購入する「啓翁桜」
もう少ししたら、可愛い花を咲かせてくれます。
この桜が咲いたら、だんだん春が近づいてきます。
🎵わらべうたであそぼう🎵
二和にある「たんぽぽ文庫」に、「わらべうた」をしに行きました。
文庫に来る小学生がほとんどいなくなり、幼稚園児か、
赤ちゃんがくることが多くなったとのこと。
手持ちの「わらべうた」を増やしたいので、
いくつか教えてほしいとのことでした。
「やかまし村文庫」での実践をもとに、いくつかの
「わらべうた」を紹介して、その日「たんぽぽ文庫」にやってきた
常連さんの3才の男の子と「せんべせんべやけた」
「ぺったらぺったん」「とけいやさん」で遊びました。
私にとっては、初めて会った親子でしたが、
「わらべうた」のお陰で、初対面とは思えない、
楽しい時間を過ごすことができました。
このお母さんは、TCLで出している「本よんで(よんでもらって)
うれしいさん」のブックレットを持参して活用していました!
幼稚園からもらったとのことでしたが、なんと!
私が差し上げた「ふじ幼稚園」に通っている方でした。
自分のプレゼントしたものが、活用されている現場に遭遇できて、
びっくり!嬉しい出来事でした。
感染しないよう、感染させないよう気をつけなければならない
状況ですが、肉声で、実のあることばで、子ども達と触れ合うことが、
なによりも大事なことだと、痛感します。