4月のプログラム
3月の文庫は、26日『金曜やかまし』を残すのみ。
桜も早咲き始め、新学期も目の前です。
新一年生もいるので、小学生の部が賑やかになりそうです。
福音館書店のHPに、『おうちであそぼう』というところがあって、
だるまちゃんの紙相撲が作れるキットや、
だるまちゃんやぐりとぐらの塗り絵がダウンロードできます。
早速、作ってみました。
ほかにも、小学生向けのクイズや、
「ぞうくんのさんぽ」のかめくんの「かめくんのさんぽ」豆本
「ぐりとぐら」のカステラのレシピも載っています。
ヒマなオジサンの最新作『宇治平等院鳳凰堂』が、玄関でお出迎え。
4月14日から、新学期が始まります。
ミニブックトーク📖春、お花がいっぱい
春といえば、お花がいっぱい、色とりどりで楽しくなりますね。
そんなお花の本をご紹介します。
春の花といえば、代表格はなんといっても桜ですね。
【さくら】福音館書店
長谷川摂子・文 矢間芳子・絵・構成
ソメイヨシノの花が咲いて、散り、葉が出て、実をつけ、
葉がしげり、秋になると紅葉し、葉が散り、つぼみが膨らんで、
また花が咲く…
ソメイヨシノの一年が、きれいな絵で描かれています。
裏表紙には、そのほかの桜の仲間も載っています。
どれも、アンデルセン公園でも見られますよ。
寒緋桜は、もう終わりに近づき、早くもソメイヨシノが咲き始めます。
【はながさいたら】福音館書店
菅原久夫・文 石部虎二・絵
花は、どうやって咲いて、実をつけて、それからどうなるのでしょう?
さくら、かぼちゃ、松の木、とうもろこし、栗、いちょう
花が咲いたら…と、その花にズームインして、虫になった気分!
それぞれの花には、おしべとめしべがあり、
ものによっては、おばなとめばなが別々に咲くものもあることが、
よくわかりますよ。
【たんぽぽ】福音館書店
平山和子・文・絵 北村四郎・監修
この本を見て、一番びっくりするのは、きっとこのページ(P8~11)
「たんぽぽの根をほってみました」といって、見開き2ページに
わたって、たんぽぽの根が描いてあります。
たんぽぽの根は、途中で切って、また土に埋めると、
ちゃんと根をだし、葉を出して、たんぽぽになるようですよ!
たんぽぽのつぼみが、花を開いて、夕方には花を閉じ、
二日目に、また開いて、一日目より、もっと開いて、
また閉じる様子や、雨の日や、くもりの日には、花は閉じていること。
たんぽぽの花は、じつは小さな花の集まりで、240もついていること。
それから、どうやって種をとばすか…とっても丁寧に描いてあります。
【すみれとあり】福音館書店
矢間芳子・作 森田竜義・監修
「すみれとあり」このタイトル通り、すみれとありが、
どういう関係なのかが、とてもよくわかる本です。
春の道端に咲いているすみれ、コンクリートの割れ目にも、
石垣の隙間にも咲いている…
どうして、こんなところに咲くのかな?そのわけは…?
すみれが、どうやって種を飛ばすのか、
飛んだ種が、どうなっていくのか…
へぇ~、そうだったんだ!と、ちょっとびっくり、感心します。
NHKの「植物に学ぶ生存戦略」でも、そのうち取り上げられるかも?
気になる人は、是非、読んでくださいね。