やかまし村文庫<ブログ>だより №32

4月のプログラム

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3月の文庫は、26日『金曜やかまし』を残すのみ。

桜も早咲き始め、新学期も目の前です。

新一年生もいるので、小学生の部が賑やかになりそうです。

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福音館書店のHPに、『おうちであそぼう』というところがあって、

だるまちゃんの紙相撲が作れるキットや、

だるまちゃんやぐりとぐらの塗り絵がダウンロードできます。

早速、作ってみました。

ほかにも、小学生向けのクイズや、

「ぞうくんのさんぽ」のかめくんの「かめくんのさんぽ」豆本

ぐりとぐら」のカステラのレシピも載っています。

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ヒマなオジサンの最新作『宇治平等院鳳凰堂』が、玄関でお出迎え。

4月14日から、新学期が始まります。

ミニブックトーク📖春、お花がいっぱい

春といえば、お花がいっぱい、色とりどりで楽しくなりますね。

そんなお花の本をご紹介します。

春の花といえば、代表格はなんといっても桜ですね。

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【さくら】福音館書店

長谷川摂子・文 矢間芳子・絵・構成

ソメイヨシノの花が咲いて、散り、葉が出て、実をつけ、

葉がしげり、秋になると紅葉し、葉が散り、つぼみが膨らんで、

また花が咲く…

ソメイヨシノの一年が、きれいな絵で描かれています。

裏表紙には、そのほかの桜の仲間も載っています。

ヤマザクラオオシマザクラシダレザクラカンヒザクラ

どれも、アンデルセン公園でも見られますよ。

寒緋桜は、もう終わりに近づき、早くもソメイヨシノが咲き始めます。

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【はながさいたら】福音館書店

菅原久夫・文 石部虎二・絵

花は、どうやって咲いて、実をつけて、それからどうなるのでしょう?

さくら、かぼちゃ、松の木、とうもろこし、栗、いちょう

花が咲いたら…と、その花にズームインして、虫になった気分!

それぞれの花には、おしべとめしべがあり、

ものによっては、おばなとめばなが別々に咲くものもあることが、

よくわかりますよ。

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【たんぽぽ】福音館書店

平山和子・文・絵 北村四郎・監修

この本を見て、一番びっくりするのは、きっとこのページ(P8~11)

「たんぽぽの根をほってみました」といって、見開き2ページに

わたって、たんぽぽの根が描いてあります。

たんぽぽの根は、途中で切って、また土に埋めると、

ちゃんと根をだし、葉を出して、たんぽぽになるようですよ!

たんぽぽのつぼみが、花を開いて、夕方には花を閉じ、

二日目に、また開いて、一日目より、もっと開いて、

また閉じる様子や、雨の日や、くもりの日には、花は閉じていること。

たんぽぽの花は、じつは小さな花の集まりで、240もついていること。

それから、どうやって種をとばすか…とっても丁寧に描いてあります。

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【すみれとあり】福音館書店

矢間芳子・作 森田竜義・監修

「すみれとあり」このタイトル通り、すみれとありが、

どういう関係なのかが、とてもよくわかる本です。

春の道端に咲いているすみれ、コンクリートの割れ目にも、

石垣の隙間にも咲いている…

どうして、こんなところに咲くのかな?そのわけは…?

すみれが、どうやって種を飛ばすのか、

飛んだ種が、どうなっていくのか…

へぇ~、そうだったんだ!と、ちょっとびっくり、感心します。

NHKの「植物に学ぶ生存戦略」でも、そのうち取り上げられるかも?

気になる人は、是非、読んでくださいね。