やかまし村文庫<ブログ>だより No.63

おひなさまを飾りました🎎

啓翁桜が可愛く咲いて、おひなさまを飾る季節になりました。

まだまだ寒い日が続きますが、春はもうそこまできています。

昨日は、三年ぶりに再開した「放課後子ども教室」に行ってきました。

久しぶりでしたが、たくさん集まってくれて、

楽しい時間を過ごせました。

「ねずみのむこさがし」は、先を予想して嬉しそうに聞き、

「ゆきんこ」は、真剣に聞いていました。

人間の子どもになったところでは息をのみ、

焚火のところでは「ダメ!」という声も聞こえました。

「わらべうた」は、どれも楽しそうに参加してくれて、

簡単に説明しただけで、すぐにやり方を覚えてくれました。

三年前の常連さんも覗きにきてくれて、

すっかり大きくなっていましたが、楽しそうに遊んでくれました。

「夜」をテーマにブックトーク📖

文庫でよく借りられる「やこうれっしゃ」

なつかしい昭和レトロな雰囲気の字のない絵本です。

ねんねこばんてんを着たお母さん、

風呂敷包みを持った結婚式帰りの人、

唐草模様の風呂敷を首から背負った人など、

一晩列車にお泊りする人たちの様子が丁寧に描かれています。

 

繰り返し借りる子もいる「よるのびょういん」

昼間とは違う緊迫した雰囲気が、画面からも伝わってきます。

お医者さんや看護師さんだけでなく、夜の病院には、

たくさんの人が働いていることがわかります。

 

名探偵ネートの初めての夜の事件「まよなかのはんにん」

オリバーの家のゴミの缶を荒らす犯人を探すことになったネート。

ロザモンドやエスメラルダに聞き込みをしたり、

図書館で夜中出歩く鳥や動物のことを調べたり、

ゴミの缶に入って張り込みもします。

ネートは犯人を見つけることができるのでしょうか?

 

名探偵といえば、フクロウの名探偵のお話もあります。

「フクロウ探偵30番めの事件」

フクロウの名探偵エリナー・アウルが30番目の事件にいどみます。

休暇でやってきたホテルで起きた怪事件。

宿泊客の世にも美しいメンドリのマリエッタ・チキンに、

怪しい影がせまります。

個性的な宿泊客のフォスター・ピッグやドン・コヨーテ、

怪しげな女ヒヒの周遊弦楽四重奏団

ホテルの主人の七面鳥と従業員のガチョウのマキシンなど、

挿絵がキャラクターをよく表していて、楽しいお話です。

 

私達の知らない夜の山道に現れるけものたち。

どんな動物がいるのでしょう。「けものたちのみち」

夜中出歩くものたちは、ほかにもいろいろいるかもしれませんね。