やかまし村文庫<ブログ>だより No.64

2月12日アンデルセン公園に行ってきました。

子ども美術館で、平野ニーナさんのデンマーク語による

アンデルセンのお話会がありました。

アンデルセン公園がこういう企画を行うのは初めてのことです。

是非、聞きたいと思い、お願いして聞かせていただきました。

初めて聞くデンマーク語は、流れるように美しく音楽を聴くように

心地よかったです。

一言も聞き取れないかと思いましたが、いくつか想像のつく

単語もあって、なかなか興味深かったです。

お話は「豆の上に寝たお姫さま」

まずデンマーク語で語り、そのあと日本語で話してくれました。

 

デンマーク語は、子供達には難しく、全く分からなかったようです。

日本語での「語り」は「初めてでへたくそです」と仰っていました。

それでも、なんとか伝わるように努力されていました。

お話が終わったあとの質問コーナーや一緒に写真を撮ったりの

交流の時間を、参加者は楽しんでいたようでした。

 

このたび、このような企画をされたのならば、是非次は…

日本語で「アンデルセンのお話を楽しむ」会をやってほしいと思います。

公園の担当の方には、これまでにも何度もお願いしてきましたが、

実現することはありませんでした。

でも今回「いい人を見つけた。きっと喜んでいただけると思う」と、

この企画を絶賛していたので、是非是非、日本語で楽しんでもらう

そういう会を計画してほしいです。

 

知ってるようで知らない「アンデルセンのお話」を、

デンマーク語で語ってもらい、味わってほしい…

そう思っての企画であれば、日本語での会をやらないのは、

もったいないですよね?

 

お話として、耳で聞くことは、そのお話を味わう最も良い方法です。

アンデルセンを看板に掲げて、童話館もあり、お話の部屋もあるならば、

是非「アンデルセンのお話を楽しむ会」をやってほしいと思います。

そう思いませんか?